hikaru_otsukiの日記

本、映画、散文

欠点もあって完成形

 お客様に褒められた。一緒に働いている人たちは素敵な人ばかり。

 面白いなって思っている人とは最近連絡が続いていて、好きなドラマの新シーズンが公開された。今日も久しぶりの友達に会えていい感じ。

 小さい「ちょっといいことリスト」を数えてみたら、この一週間はそこそこ成功だったんじゃないかなって気がしてくる。

 

 でもそれだけで安心はできない。

 自分が欲しい物とかなりたい人物像、そういうものが全部ブレブレになった一年だった。毎日自分のことしか考えられないという後ろめたさが窮屈になったりする。

 このままでいいのかなと思いながら乗る電車では朝日の眩しさに俯きがちになるし、眠さを吹き飛ばすという名目で毎日100円はコーヒーに消えていくし、正直将来のこととか考えていられない。

 もしかしたら、感情的になることも悲観的になることも人より多い人生かもしれない。それが欠点に思えたシーンは今までに何十回もあった。

 

 とはいえ、泣きべそをかいてばっかりも気に食わない。

 フリー素材の写真サイト、unsplashでこの画像を見つけてから少し欠点とか上手くいってない人生を考えていた(で、この写真を見つけたことが「ちょっといいこと」のリストの最後の項目)。

 

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Photo by Alexander Ugolkov on Unsplash

 Nobody's perfect but me. 

 なかなか強気な言葉だ。

 もしみんな、これくらいの大胆さと素直さで生きることができれば救われるのかな。

 それか、こんな感じ。人間には欠点があるんだから、人生全てがスムーズにいくわけじゃない。その欠点やどうしようもなさまで含めて「完璧」っていうか「完成形」なんだから、少しは縦横無尽に(だけど他者には優しく)過ごせたらいいね。

 

 私もみんなも、これで正解って思えるように、まあまあ気楽にいきましょ。

 

 

今週のお題「最近あったちょっといいこと」